朝食メニューの定番の一つ「ソーセージエッグ定食」。すき家と松屋のどちらで食べるか悩んだことはないだろうか?
どちらも人気の牛丼チェーン店「すき家」と「松屋」だけど同じソーセージエッグに違いがあるのか食べ比べ、その違いレビューしていこうと思う。
ソーセージの食感、野菜のシャキシャキ感、ご飯の量、そして小鉢まで様々な視点から比較し、自分にあったのソーセージエッグを見つけてみて欲しい。
値段は松屋の方が高い
まずは値段から紹介していくと松屋の方が高い。
- 松屋のソーセージエッグ:490円
- すき家のソーセージエッグ:420円(並盛)
松屋の朝食メニューはごはんの量に関係なく均一だけど、すき家はごはんの量によって値段が上下するんだ。
ワンコインで朝食が食べられるのは魅力的だけど、値段だけで見るとすき家の方がコスパが良さそうだ。
ちなみに朝食メニューの提供時間はすき家、松屋共に午前5時~午前11時まで販売されている。
ソーセージは食感に特徴あり
まず注目したいのは、メインのおかずであるソーセージ。
すき家は細長い形状で、噛むと「パキッ」とした皮の食感が楽しめる。ジューシーで、しっかりした旨味を感じられるのがポイント。
一方、松屋はすき家と比べてソーセージが短いけど太めなのが特徴。
どちらも味に大きな差は無いけど、すき家の方が食感のアクセントが強めだったかな。
目玉焼きの違い
もう一つのメインのおかず目玉焼きに微妙な違いがあった。
松屋はいつもトロトロの半熟になった目玉焼きが楽しめるのに対して、すき家は黄身が固めだった。
味自体にそこまで差は無いけど、黄身の好みで評価が分かれそう。今回たまたま固めだったらそれまでだけど。
好みが分かれそうなレタスとキャベツ
おかずのお供の野菜はすき家だとレタスを使用。シャキシャキ感がなく、ややしなっとしているのが少し残念なところ。
松屋だと野菜はキャベツが使用されている。
しっかりしたシャキシャキ感があり、食べ応えがあった。
レタスかキャベツかで好みが分かれそうだけど、レタスは食べ応えは少なめだった。
明確な違いはごはんの量と値段
ごはんの量の調整に関して、両チェーンでの大きな違いがあった。
まず松屋では朝食メニューのごはんは無料で調整できること。
- 小盛(約130g)
- 並盛(約200g)
- 大盛(約350g)
- 特盛(約430g)
一方のすき家は、ごはんの量を調整する際には追加料金がかかる。値段はメニューによって違うけどソーセージエッグの場合は以下。
- ミニ(約170g):390円
- 並盛(約250g):420円
- 大盛(約350g):460円
松屋は値段が無料だから胃袋に合わせて量を調整できるのが嬉しいポイント。逆にすき家ならミニで390円、大盛で460円だから財布にやさしい。
具沢山だったのはすき家のお味噌汁
両チェーンとも朝食には欠かせないお味噌汁がセットで付いてくるけど、すき家はワカメ、ネギ、油揚げが具材として入っていて具沢山だった。
一方の松屋も同じ具材だけどき家ほどのボリューム感は無くシンプルなお味噌汁って感じだった。
たまたま提供されたお味噌汁が具材が少なめならそれまでだけど、両社そこまで差は感じなかった。
海苔もちょっと違う
焼き海苔にも微妙な違いがある。すき家の焼き海苔は香ばしく、風味が強かった。味付けがされているため、そのまま食べてもうまい。
一方松屋の方は風味の強さはすき家ほどではないものの、シンプルで焼き海苔本来の香りが楽しめた。
個人的には海苔の香りが強めなのが好みだからすき家の方が好きかな。
季節ごとに変わるすき家の小鉢
すき家の小鉢は季節によって内容が変わり、今(10月時点)ではニンジン、糸こんにゃく、ゴボウ、さつま揚げなどが入った小鉢。醤油が効いた甘じょっぱい味付けが特徴。
松屋だとお新香としてキャベツが使用されており、さっぱりした味付けだった。
どちらも異なる魅力があり、好みが分かれそうだ。
ちなみに松屋の朝食は「選べる小鉢」と言うものがあって、少量のミニ牛皿や納豆など朝食っぽい小鉢が選択できるんだ。
気になるラインナップが以下。
- ミニ牛皿
- 納豆(ネギ付)
- 国産とろろ
- 冷奴
これを踏まえると、小鉢だけでもボリュームは控えめながら色々なおかずが楽しめる松屋はかなり魅力的。
カロリーはすき家の方が高め
カロリーで言えばすき家の方が高め。
| すき家 | 松屋 |
カロリー | 735kcal | 564kcal |
たんぱく質 | 25.2g | 17.6g |
脂質 | 23.9g | 14.1g |
炭水化物 | 106.2g | 86.8g |
食塩相当量 | 4.8g | 3.1g |
すき家だと735kcalに対して松屋は564kcal。カロリーが気になるなら松屋かな?
すき家と松屋の特徴を整理
ここまですき家と松屋のソーセージエッグの情報をまとめてみるとこんな感じ。
メニュー項目 | すき家 | 松屋 |
ソーセージ | 細長い、パキッとした食感 | 太めパキッとした食感 |
目玉焼き | 黄身が固め | 黄身が半熟 |
野菜 | レタス、少ししなっとしている | キャベツ、シャキシャキしている |
ごはん | 有料で調整可能 | 無料で調整可能 |
お味噌汁 | 具材がたっぷり | シンプル |
海苔 | 香ばしい、味付けあり | シンプル |
小鉢 | 季節替わり、甘じょっぱい | キャベツ、さっぱり Google スプレッドシートにエクスポート |
値段 | 420円(並盛) | 490円 |
カロリー | 735kcal | 564kcal |
ごはんを特盛で食べたいなら松屋、コスパを求めるならすき家
あくまで個人的な感想だけど、松屋のソーセージエッグは「ごはんを特盛で食べたい人向け」で、すき家のソーセージエッグは「コスパを求める人向け」かな。
ソーセージエッグに何を求めるのかになるけどソーセージと目玉焼き、お味噌汁の味については差は無かったし、小鉢なんかそれこそ好みが分かれそうだし(お新香とか嫌いな人もいるだろうしね)。
両者「ここのこれがめちゃくちゃうまい!」、「ここじゃなきゃダメだ!」って言わせるほど差を感じなかったんだ。うまいけど。となると、残っているのはごはんの量と値段。
そこでごはんで軍配が上がるのが松屋。松屋の朝食メニューは、値段均一でごはんの量を調整できるのが魅力的な所。しかも松屋は特盛(約430g)も無料で選択できる。
と言うわけで、ごはんをたくさん食べたい人は松屋のソーセージエッグがおすすめできるけど、これは特盛までの話。ごはんを大盛(約350g)までしか頼まないのなら実はすき家の方がコスパが良いんだ。
と言うのも松屋のソーセージエッグはごはんの量に関係なく値段が490円に対してすき家は並盛420円、大盛でも460円とこっちの方がお得なんだ。
ざっくりまとめると
- ごはんをたくさん食べたい・・・松屋
- ごはんを大盛以下で食べる・・・すき家
と言うことになるんだ。ソーセージエッグの話なのにごはんで決めるってどうなのよって話だけど、言ってもソーセージと目玉焼き。明確な違いなんてよっぽどのことじゃない限り分からないし。ましてやチェーン店で朝食メニューで500円以下で提供されているなら尚更。朝からこれだけ食べれるなら十分満腹になれるハズ。
僕はごはんをガッツリ食べたい人間だから松屋派だけど、コスパを求めるならすき家だね。