ノートパソコンを持ち出すときはトートバックに入れて持ち歩いていたけど、やっぱりリュックが良い。
と思いながら探していたら発見したのがユニクロの3WAYスマートバッグ。
リュックとしてはもちろん斜め掛け、手に持って移動もできる3者3用の使い方ができるバック。
しかも値段が2,990円と手に届きやすい安さ。
それ以外にも便利な機能がついているけど果たして実際の使い心地はどうだろうか?
そこで今回はこのユニクロの3WAYスマートバッグを実際に使ってみた感想を記事にしたので、スマートなバックやノートパソコンを入れるバックを求めている人の参考にしてほしい。
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【結論】必要最低限の荷物を入れるなら問題なし
先に結論を話すとこの3WAYスマートバッグは「必要最低限の荷物を入れるミニマリスト向けのバック」と思った。
というのもこのバック、厚さが5センチしかないから本当に必要最低限の荷物しか入らない。
言い方を変えると「あれも入れたい、これも入れたい」という人にはおすすめできないバックなんだ。
厚さ5センチのスマートバック
繰り返すようだけどユニクロの3WAYスマートバッグの厚さが本当に薄い。
こんなに薄いバックでノートパソコン入れるのか不安になる薄さ。
詳しいサイズや特徴は以下。
サイズ | 横27.5×縦41×厚さ5cm |
素材 | 100% ポリエステル |
特徴 | ・PCケース、ショルダー、リュックとして使える ・水を弾く撥水加工あり |
容量 | 10L |
値段 | 2,990円 |
試しにこのバッグに僕が普段入れているノートパソコンなどを収納したけど、思ったより厚みはそこまで変わらない。
確かに厚みは増したけど、全然許容範囲内。
収納スペースなど中の紹介はこのあと紹介するけど、この薄くコンパクトなデザインはポイントが高い!。
これならビジネスバッグとしても使えるし、満員電車や人混みの多い場所に行く時でも他の人にぶつかったり、「邪魔だな・・・」と相手に思わせる機会は減るんじゃないかと思わせるコンパクトさ。
ユニクロ 3WAYスマートバッグの特徴
ここからはこのバッグの特徴を見ていこう。
三者三様の使い方ができるバッグ
「3WAY」ということもあってこのバッグは3つの使い方ができる。
①【リュック】バージョン
まずは普通にリュックとして使える。
僕が普段メインでリュックとして使ているけど、いい感じに背中にフィットして重さを感じないぐらい軽く薄い!。
②【ショルダーバッグ】バージョン
ショルダーストラップを反対側に止めることでショルダーバッグとしても使える。
やり方は簡単で片方のストラップを外して
背面ポケットに収納して
斜めになるようにストラップを装着すれば完成。
ショルダーバッグは気分転換する時に使うぐらいかな?
一番楽なのはリュックだし。
③【PCケース】バージョン
最後はPCケースとして使える仕様。
2本のストラップを背面ポケットに入れれば完成。
クラッチバッグのように抱えて持ち歩けるけど、僕は使ったことがない。
正確に言うと使う機会がなかったので、例えば旅行先で既に大きいリュックを持っていてノートパソコンも持っていきたい時に使う分にはアリかも。
これなら旅行先でもリュックとしても使えるしPCケースとしても使える。
実用的なのはリュック
この中で一番実用的なのは「リュック」かな。
肩の負担もそこまでないし、何より楽。
逆に一番使わないのが「PCケース」。
これは僕だけかもしれないけど、この状態で外出したことがない。
この状態で持ち歩くなら以前買ったノートパソコン用のインナーケースに入れた方がまだマシ。
確かにバッグの方がポケットが多いし収納力は高いけど、わざわざPCケースとして使う理由がない。
そもそもインナーケースだけで外出することもないけど一番使い道がないのがPCケースかな。
14インチのノートパソコンを収納できる
肝心なノートパソコンを運べるサイズだけど14インチでちょうどいい感じ。
実際に僕が使っているLenovoのIdeaPad Flex 550iを入れてみるとこんな感じ
参考程度にこのノートパソコンのサイズは以下。
- 縦:約21センチ
- 幅:約32センチ
- 厚さ:約11センチ
この収納スペースをメジャーで測ってみると
- 幅:約38センチ
- 奥行:約21センチ
といったところ。
14インチぐらいだったらちょうど良く入る。
ただこれ以上、15インチになると無理かもしれない。
サイズはもちろん厚みもでるのでこのバッグに入れるノートパソコンは14インチが無難。
試しに以前まで使っていたDynabookのノートパソコンを入れてみようと思ったけど全然ダメだった。
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無駄のないスマートな外観
見たまんまだけど本当にシンプルな外観でポケットがない。
背面にはポケットがあるけど、それ以外にポケットがないスマートなデザイン。
撥水加工、止水ジップで水に強い仕様
このバッグには撥水加工されたナイロンが使われている。
ジップには水の侵入を防ぐ止水ジップが使用されている。
試しにちょっと濡らしてみたけど、水を弾いてくれるので多少、強い雨が降っても安心できそう。
ただあまり過度な期待は厳禁かな。
調子に乗って「ノートパソコンが壊れました」なんてことになりたくないし。
ないよりはマシ、保険のような気持ちで使っていた方がいいかもしれない。
通気性の高い背面
背面はメッシュ素材ということもあって通気性が高い。
これから暖かくなる季節が多くなって背中が蒸れやすくなる時期だけどこれなら安心できそう。
しかもショルダーストラップも同様な仕様になっていた。
クッション性もそれなりにあるから長時間背負った時の肩や背中の疲労が軽減できる。
地味にこういった仕様はありがたい。
必要最低限のポケット
気になる内面のポケットなどの収納スペースだけど、中はこんな感じ。
①先に紹介しちゃったけどノートパソコンを収納できるスペース
②ペンホルダーの間を挟むように2ヶ所のポケット
メジャーで測ってみるとこれぐらいのスペースがある。
- 幅:約10センチ
- 奥行:約14.5センチ
③ペンホルダーは2本。
多少太めのボールペンでも収納できるスペースはある。
ただしクリップで止めないと奥深くに入ってしまうので注意が必要。
④外側にはジップ付きのメッシュポケットがある。
「外側」のポケットだけに厚みのある荷物があると膨らんでかっこ悪くなるので、手帳やミニ財布といった厚みがない荷物を入れておくのがいいね。
スペース的にはこれぐらいあるので十分な広さ。
- 幅:約20センチ
- 奥行:約15センチ
⑤背面にも奥行があるジップ付きのポケットがある。
- 幅:約14センチ
- 奥行:約24センチ
財布やパスケースなど普段からよく使うものを収納するのにちょうど良い。
ユニクロ 3WAYスマートバッグの良かったところ
僕が実際に使ってみた感想をまとめるとこんな感じ。
- スマートだけどそれなりに収納力
- 肩や腰の疲労がかなり軽減できる
- 値段が安い
ここからは一つずつより深掘りしていこうと思う。
スマートなサイズだけどそれなりに収納できる
14インチのノートパソコンを収納できるのは既に説明した通りだけど、それ以外にも荷物が入れることができるのがこのバッグの良いところ。
僕が外でノートパソコン持ち運ぶ場合の荷物が以下。
- 14インチノートパソコン
- マウス
- ミニ財布
- キーケース
- アダプター
- 充電器(iPhone)
- ポケットティッシュ
- 携帯用消毒ジェル
- 折りたたみ傘
これらを全て収納した状態が下の写真。
ちょっと膨らみが出たかな?って感じるけど、8~10センチにサイズアップしてぐらいで十分薄い許容範囲。
中身はこんな感じ。
本当はマウスやアダプターはガジェットポーチに入れておきたかったけど、あいにく僕は持っていないのむき出しの状態で収納。
もっと言えばアダプターじゃなくてAnkerのNano II 65Wがあればスマホとノートパソコン両方使える充電器がある。
話を戻して、これは僕に限ったケース。
ガジェットポーチや充電器の改善ができている人なら実際の負担はかなり減ってもっと荷物が入りそう。
若干キツキツに収納している感は否めないけどちゃんとジップで止められるし、必要最低限の荷物を選別すれば問題ないかな。
ちなみにビニールに包まれているのは無印良品で購入した折りたたみ傘。
本当は折りたたみ傘用のカバーがあったんだけど無くしてしまったので、代わりにビニール袋に入れている。
ノートパソコンを持ち歩いている場合、雨が降った時に差した傘をこのバッグに入れることはないけど、そのままだと嫌だったのでビニール袋でカバーの代わりをしている。
キーケースは背面のポケットに収納。
ここに入れても背中に違和感は特に感じなかった。
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ショルダーストラップや背面パッドは意外としっかりしていて疲れにくい
安いバッグにありがちなちゃちーショルダーストラップや背面パッド。
ところがユニクロの3WAYスマートバッグは意外と言ったら失礼だけど、予想以上にクッション性があってしっかりしていた。
上でノートパソコンも含めて持ち歩いたとしても厚みのあるクッションのおかげで長時間背負ったままの移動しても疲労はそこまで感じなかった。
2,990円でコスパ高すぎ
何より機能性が高いのに値段が2,990円とコスパ良すぎ。
繰り返すようだけど
- リュック、ショルダー、PCケースとして使える
- 14インチノートパソコンが収納できる
- 撥水加工
- 通気性、クッション性の高いショルダーストラップや背面パッド
- 意外と荷物が入る
これだけの機能性があって値段が2,990円で購入できるなんて安っ!。
ユニクロ 3WAYスマートバッグの気になるところ
コスパも良く機能性も高いけど、気になる所があったのでそれも紹介しようと思う。
- ペットボトルを入れるのはちょっと大変?
- デザインがシンプルすぎる
- 自立させるのが難しい
ユニクロの3WAYスマートバッグだとペットボトルを入れるのは厳しいかも?
僕の入れ方が悪いのかもしれないけど、ノートパソコンなどを収納した状態で550mlの天然水を入れるとちょっと大変かも?。
折りたたみ傘は入るから飲み物も入るかと思ったけど、厚みも出てしまうからここは好みが分かれるかもね。
僕は普段から水を持ち歩きたいタイプなのでこれぐらいの厚みぐらいだったら許容範囲内。
ビジネス感が否めないデザイン
デザインがシンプルで色もブラックのみということもあって、ビジネスシーンでは使いやすいけどプライベートではちょっと物足りないかも?
元々はこのユニクロの3WAYスマートバッグは以前から人気があって再販された経緯があるけど、そのタイミングでカラーバリエーションを増やしても良かったかな。
コンパクトで薄い故に自立できない
荷物を入れてもそこまで厚くならないコンパクトなデザインが特徴のユニクロの3WAYスマートバッグ。
それ故に自立させることができないんだ。
というのも底面は特になにも施されていないスッキリしたデザインだから床に置くと確実に倒れる。
壁に寄り掛かるようにバッグを置いたり、バッグハンガー的なもので対策する必要がある。
ユニクロの3WAYスマートバッグは荷物をあまり持ちたくないミニマリスト向けのバッグ
個人的にも久しぶりに良いバッグに出会えたユニクロの3WAYスマートバッグ。
上でも書いたけど、必要最低限の荷物しか入らないけど言い方を変えれば「自分にとって必要な荷物なのは何か?」を考えさせられるバッグだと思う。
容量が多いバッグだとあれこれついつい入れがち、それだと荷物が多くなるし重くもなる。
ただし、このバッグなら必要最低限の荷物しか入らないから自分にとってこれは絶対に外せない荷物を吟味する必要がある。
実際、僕も今回このバッグを使ったおかげでノートパソコンの充電器をコンパクトなAnkerのNano II 65Wに替えたい欲求が湧いてきたし、ガジェットポーチも欲しくなってきたし。
機能性、実用性も高くそれでいて2,990円で満足度の高いバッグに巡り合えたのでしばらくはこのバッグで良さそう。
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