「真・女神転生5」が発売られるまでいよいよ1ヶ月を切ろうとしている。
そんな中10月21日に有料ダウンロードコンテンツが配信されることが発表されたけどその中に「真・女神転生3」の人修羅がいるではないか。
しかも「マニアクス」で戦った「魔人」たちもいるし。
それ以外にも多分初登場の悪魔もいるので今回は「真・女神転生5」に登場するダウンロードコンテンツされる悪魔の元ネタを紹介しようと思う。
真・女神転生5で配信されるダウンロードコンテンツの中身
まずは配信されるダウンロードコンテンツと値段を紹介。
タイトル | 内容 | 値段(税込み) |
人修羅と九人の魔人 | 人修羅と9人の魔人たちと戦える | 980円 |
女神の修行 | アルテミスの依頼を達成させる | 450円 |
女王の狂櫃 | クレオパトラが登場する | 400円 |
博士の最初で最後の戦い | メフィストが登場する | 400円 |
これら以外にも配信されるダウンロードコンテンツはあるけど今回はこれらの悪魔について紹介。
人修羅
「真・女神転生3」の主人公。
あいにく元ネタは分からなかったので、プロフィールやゲーム中での特徴を紹介しようと思う。
東京に住む普通の高校生だったけど、担任の先生をお見舞いに行ったところ東京受胎に巻き込まれて金髪の少年によって「マガタマ」を埋め込まれ悪魔となった少年。
名前は決まっていないけど3つの作品によって名前が違う。
- ラジオドラマ:嘉嶋 尚紀(かしま なおき)
- 漫画版:逢磨 カズヤ(おうま カズヤ)
- 小説版:間薙 シン(かんなぎ シン)
人間時の特徴
作品によって服装が違うけど、短髪に上着は革ジャンかパーカー、下はハーフパンツにスニーカー姿で、容姿はこの正解ではイケメンの方に当たる。
家族構成は不明だけど、自分の部屋を持っていてデスクトップパソコンを高校生にして持っていたりと割と不自由のない生活だったのかもしれない(先生エンディングで判明できる)。
ちなみに成績はあまり良くないらしい。
悪魔時の特徴
悪魔になった外見は上半身裸に全身に黒のタトゥーが施され、後頭部には黒い角が生えているのが特徴。
このタトゥーは暗闇だとなぜか微かに光る。
基本的なバトルスタイルは素手で殴りつける物理攻撃だけど、マガタマから得られるスキルによっては口から火を噴いたり、手から光線を出したり悪魔っぽく何でもあり。
パッと見人間ぽいっけど悪魔から見たらこの姿は悪魔と認知されているみたい。
アマラ深界の最深部までいくとあのお方から更なる力を引き出してくれて瞳の色が赤くなり、より悪魔らしくなる。
最強のボス
実は人修羅が違う作品に登場するのはこれが初めてではない。
僕も持っていたけど、「デジタルデビルサーガ―」でもこの人修羅は隠しボスとして登場した。
ま~強いこと強いこと。
アホみたいに強かったのは覚えているけど、結局倒せなかったと思う(記憶があいまい)。
全然関係ないけど「デジタルデビルサーガ―」は僕が好きな作品の一つだったので、これもHDリマスターしてほしいな~。
9人の魔人
顔が骸骨、独特な攻撃手段で主人公を苦しめた魔人たちが「5」でも登場。
ただ既にこのブログでは「3」に登場した際に元ネタを紹介済みなので、詳しく知りたい方はそちらを参照してほしい。
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【真女神転生3】元ネタ【魔人編】
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アルテミス
ギリシャ神話に登場する月の女神。
名前だけなら割とメジャーな方だけど、実際にどういうキャラなのか?
アルテミス=月の女神のイメージだけど、ゼウスとティターン族の間に生まれ本来は狩猟や純潔の女神でもある。
また、「戦略の女神アテナ」や「炉の女神ヘスティア」と並んで「三大処女女神」とも呼ばれている。
ディアナ、セレネとの関係
ややこしいんだけど、どうやらアルテミス以外に月の女神はあと2人いて同一視されてるっぽいんだよね
一人はローマ神話に登場するディアナ。
その名の由来は「天なるもの」で樹木と多産の女神
もう一人のセレネは、動物や植物の性行為・繁殖に影響力を持つと女神らしい。
この辺りを深掘りするとアルテミスの存在が薄まりそうなのでここまでにしておくけど、色々調べてみるとその違いが見えてくるので、もしこのゲームでも出てきたら改めて記事にしようと思う。
アルテミスの矢
アルテミスが持つ銀色の矢「アルテミスの矢」は疫病や死を運び、難産に苦しむ母親に安らかな死を与える死神のような能力も持っている。
アルテミスと聞いて優しいイメージを持っていたけど、意外な一面もあるんだ。
オリオン座が誕生した経緯
アルテミスは気が強く男勝りな性格だったらしいけど、そんな彼女はポセイドンの息子オリオンと仲が良かった。
けど、それを良く思わなかったアルテミスの弟(兄という説もあるけど)アポロンは二人を引き離そうと、オリオンを海上に立たせ何も知らないアルテミスは自らの手で矢を射って殺めてしまった。
そのことを悲しんだアルテミスはゼウスに頼んでオリオンを生き返らせる代わりにオリオンを星座としてもらった。
これがオリオン座になった由来になっている。
ちなみにオリオンはサソリが苦手らしく(正確にはアルテミスが矢を射る前にアポロンがサソリを送り付け動きを制限しようとした)今もオリオン座はさそり座と同じ夜空には現れないらしい。
クレオパトラ
古代エジプトの女王で世界三大美女の一人とも知られるクレオパトラ。
ただこのクレオパトラの名は複数存在していて、いわゆるみんなが知っている絶世の美女のクレオパトラは7世の三女(母はクレオパトラ5世)のこと。
「絶世の美女」と書いたけどその一方で、そこまで美人としては描かれていないなど真実は明らかになってはいない。
証拠という証拠もないので歴史が湾曲されたかもしれないけど、クレオパトラという人物がいたのは確かだしそこは気にしない。
美のカリスマ
真実はさておきクレオパトラは肌の色は濃く、目の周りを黒く塗っているアイシャドウのようなものがある。
これは自分の目を大きく見せる以外にも魔除けや感染症の予防にも役立っていたみたい。
当時は衛生状態は悪く、たかってくるハエなどから守るために目の周りを彩ったらしい。
それ以外にもお風呂にバラのオイルを入れたり、肌に良いと言われるハチミツを塗ったり、日ごろから外見を意識した生活をしているところを見ると、こういったことが「絶世の美女」といわれる由縁かもね。
クレオパトラと蛇の関係
外見以外にも知性も良く、数ヶ国語の言葉を話せたりと頭の良さを生かし、ポンペイウスの討伐でエジプトに来たローマの将軍カサエルに合うために絨毯に隠れてカサエルの元に合いにいったエピソードもあるぐらいの知性と行動力がある。
ただこのカサエルはその後、暗殺され色々ありすぎて書きにくいけど三頭政治の1人アントニウスを魅了し味方につけたけど、アントニウスはクレオパトラが自害したと誤報を受け自害してしまう。
クレオパトラはその後、敵対していたオクタウィアヌスの捕虜になったけど隠し持っていた蛇(コブラ)に自ら噛ませ自決した。
すご~くざっくりした説明だけどこれが大まかなクレオパトラのエピソード。
メフィスト
キリスト教の悪魔でゲーテの戯曲「ファウスト」に登場する悪魔でもある。
名前の由来は諸説あるみたいだけど「光を愛さないのも」の意味が一番メジャー。
正式名称は「メフィストフェレス」だけど、名前が長いから一般的には「メフィスト」で紹介されるケースが目立つ。
力を得る代わりに・・・
戯曲「ファウスト」の中で登場するファウストは自身の魂と引き換えにメフィストを召喚し彼の欲望を満たすために力を貸す姿が描かれている。
ファウストに忠実な一方、口が達者なようでファウストをうまい具合に誘導しようとするなど、必ずとも主人に忠実な立場ではないらしい。
また、作品によって結末が違うのも注目。
ある作品では契約通りに魂を奪おうとしたところ神に邪魔をされ、そのまま昇天してしまったものもある。
ファウスト=道化師
ファウスト自体が悪魔の中では比較的歴史が浅い分類に入るためか、道化師のような姿で描かれているケースが多い。
これは後世の作品ゲームやアニメで道化師のような振る舞いや姿をしているからこのイメージが強いのかもしれない。
もうすぐ発売
何だかんだで「真・女神転生5」ももうすぐ発売される。
メガテン自体が「3」で止まっている自分としても早く遊んでみたい。
「5」はもちろん「3」の悪魔たちのモデルを紹介する記事は投稿し続けるつもりです。
メガテン5の記事
その他にもメガテン5の記事を書きましたのでよかったらどうぞ。
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