久ぶりのゲームネタ。
しかも今回は「メダロット3」について。
最近また急にやりたくなったから昔、購入したニンテンドー3DS用のクラシックス版をやり始めたんだ。
その中でメダロット3カブトバージョンをプレイして気づいたことがあったんだ。
それは「メダロット3の主人公機はクワガタバージョン比べてカブトバージョンは攻略が難しい」と感じたんだ。
なぜそう思ったのか?今更この記事にどこまで需要があるか分からないけどニンテンドー3DSのバーチャルコンソールも2023年に終了するとアナウンスされたし(Switchでは遊べるけどね)、以前から気になっていた人に参考にしてほしい。
メダロットのバージョンごとの違い
そもそもカブトバージョン、クワガタバージョンの違いって何?って話だけどそのことは以前、記事にもしたのでそっちを除いてほしいけど主人公が最初に使うメダロットに決定的な違いがある。
バージョン | 主人公機 | 特徴 |
カブトバージョン | メタビー | ・「うつ」、ねらいうつ」の射撃型 ・クセがなくデメリットが少なく使いやすい ・初心者向け |
クワガタバージョン | ロクショウ | ・「なぐる」、「がむしゃら」、「おうえん」の格闘型 ・「がむしゃら」を選ぶと回避、防御しない ・頭だけ残ると攻撃手段がなくなる ・クセが強く玄人向け |
簡単に紹介するとカブトバージョンのメタビーは使いやすい、クワガタバージョンのロクショウは使いづらいみたいなイメージでOK。
実際に頭パーツだけ残ると困るのはクワガタバージョンのロクショウだし。
ロクショウの頭パーツの効果
頭パーツ「アンテナ」は「さくてき」することで攻撃が当たりやすくなるけど、攻撃ができない。
カブトバージョンのメタビーは「ミサイル」攻撃ができるから使いやすい。
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懐かしい【メダロット クラシックス】カブトVerとクワガタVerの違い
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メダロット3のカブトバージョンが使いづらい理由
と言うわけでここからが本題。
なぜメダロット3のカブトバージョンは使いづらいのか?。
- 装甲が薄くなった
- メダチェンジが使いづらい
なんのこっちゃ?っと思うので詳しく解説していこう。
後継機サイカチスの装甲が下がった。
「3」ではストーリーを進めていくと従来の主人公機メタビーからの後継機「サイカチス」を使うことになるけど、装甲が全体的に下がっているんだ。
具体的な数字としてサイカチスが

一方、メタビーは

と全体的に装甲が薄くなってしまったんだ(写真右下にメダロット4となっているけど性能は3と同じです)。
メダロットの世界において装甲が薄いのは致命的なデメリットに繋がるからこれは痛い。
確かに装甲が薄くなったのはクワガタバージョンのドークス(ロクショウの後継機)にも言えるけど、ドークスは元々が頭と足の装甲が高いからサイカチスほど影響が少ない。


なにより決定的に使いづらいのが次なんだ!。
サイカチスのメダチェンジがすこぶる使いづらい
「3」から導入された「メダチェンジ」。
メダロットを変形することで受けられる恩恵が
- パーツ装甲が一本化され
- 攻撃方法が変わる
- 脚部のタイプが変わる
- デストロイが無効
装甲が薄くてもメダチェンジすれば装甲が一本化されて破壊されるリスクが減るし、攻撃方法もライフルからクロス攻撃になったりと戦術が大きく変わるのが特徴。
逆にデメリットもあって
- 純正パーツじゃないとチェンジできない
- 一つでもパーツが壊れたらメダチェンジできない
- 返って使いづらいケースもある
メダチェンジしたおかげでむしろ使いづらくなるメダロットも存在する。
その使いづらくなるメダロットの一体がこのサイカチス。
装甲が一本化されても不安が多い

装甲が一本化されたとはいえ装甲の薄さは誤魔化しが効かない。
確かにクワガタバージョンのドークスも装甲が薄くなったけどドークスはメダチェンジ後の装甲が170に対してサイカチスが125と明らかにもろい。
せっかくメダチェンジしてもすぐに破壊される可能性が高くなってしまったんだ。
クロス攻撃が使いづらい
「装甲が薄くても攻撃面でカバーすればいいじゃん」って思うかもしれないけど、それも不安でしかない。
メダチェンジの特徴としてもう一度写真を見てみると

ドライブAのミサイルはま~良いとして問題はドライブB、Cが「せっち」のクロス攻撃なのが問題なんだ。
クロス攻撃とは?
「クロス攻撃セット」で自軍にトラップを設置して攻撃準備、「クロス攻撃ファイア」で相手に攻撃する方法。
時間はかかるけど高火力なのが特徴。
ただこのクロス攻撃は手間と時間がかかるし、そもそも装甲が125と薄いので、そんなことに時間をかけていたらサイカチスが破壊される可能性がさらに増えるんだ。
ちなみにクワガタバージョンのドークスは

ドライブAは強力な「がむしゃら」攻撃ハンマー、潜水、飛行タイプに有効な攻撃アンチシー、アンチシーエアが使えるとあってサイカチスに比べてかなり使いやすい。
車両に適応した地形が少ない
もはや良いところ無しなのか?と思うぐらいだけど、そもそもサイカチスはメダチェンジすると車両なると、それに適応している地形がドークスに比べて少ない。
ドークスはメダチェンジ後は多脚になるからどの地形でもある程度対応できるのに対してサイカチスはスタジアムなど有利な場面が限られそれ以外は基本遅い。
地形の有利不利もこのゲームを攻略するのに重要な要素でもあるのに、この車両の強さを生かる場面が少ないのはきつい。
「3」のサイカチスはメダチェンジしないで攻略するのがおすすめ
まとめてみると
バージョン | 主人公機 | 特徴 |
カブトバージョン | サイカチス | ・装甲が全体的に10下がった ・クロス攻撃が手間と時間がかかる ・車両の特性を生かせる地形が少ない ・使いづらい |
クワガタバージョン | ドークス | ・装甲が全体的に10下がった ・対空海に強いアンチシー、アンチエアが使える ・多脚なのでどの地形でもオールマイティーに使える ・使いやすい |
「1」、「2」ではカブトバージョンの方が攻略しやすかったけど、「3」以降はメダチェンジの概念が生まれてからクワガタバージョンのドークスの方が遊びやすくなってしまった。
サイカチスでも攻略はできなくはないけど、メダチェンジするときついから敵や地形にあったパーツを組み合わせて攻略した方が良いと思う。