2022年3月28日(月)にようやく配信されたロストジャッジメントの追加ダウンロードコンテンツ「海藤正治の事件簿」。
あれから2ヶ月以上経って最近、僕もクリアしたけどこのダウンロードコンテンツは万人に受け入れられるコンテンツなのか?
僕なりに3,000円をだしてこの追加コンテンツを購入すべきなのかを記事にしてみたので、まだこのコンテンツをダウンロードしていない人や前から興味はあったけどお金を出してまで買う必要があるのか?気になる人の参考にしてほしい。
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【結論】ボリューム不足だけどこれぐらいがちょうど良い
先に結論を書かせてもらうと「ストーリーは面白かったし、ボリューム不足だったけど、結果的にそれが良かった」と言った答えになった。
ネタバレにも繋がるから深くは紹介できないけど、ストーリーは面白かった。
「ジャッジアイズ」の時から思っていた海藤さんの過去に触れることができる本編、それを知る機会ができたことは喜ばしいところ。
僕はじっくり時間をかけて遊んでいたから数日かけて攻略したけど、早い人は10時間弱でクリアできる内容。
ボリュームに関しては正直、不満もあったけどこれぐらいの内容でむしろちょうど良いのでは?と思っている。
「海藤正治の事件簿」の概要
まずはこのダウンロード(以降DLC)の概要を紹介。
概要 | 内容(税込み) |
発売日 | 2022年3月28日から |
DLC購入パック | ・デジタルデラックス(13,519円) ・シーズンパス(4,400円) ・追加ストーリー(3,300円) |
このDLCを遊ぶには最低でも3,300円の軍資金が必要になる。
僕は探偵ライフやユースドラマが充実できる「シーズンパス」(4,400円)を購入しました。
ロストジャッジメントをもっと極めたい人にはおすすめだけど、ゲームがクリアできればそれで満足できるライトユーザーには必要ないパックかもしれない。
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【ロストジャッジメント】DLC「海藤正治の事件簿」の良かったところ
本編にも負けないぐらいの魅力的なストーリーの本作。
それ以外にも個人的に良かったところが以下。
- バトルが爽快
- スキルポイントが溜まりやすい
- 思わず笑ってしまう調査アクション
一つ一つ深掘りしていこうと思う。
海藤専用スタイル「カチコミ」、「テッパン」が爽快
やっぱり一番の目玉でもあるバトルスタイルだけど八神との差別化ができているのが良かった。
本編で扱う八神のバトルスタイルの特徴が以下。
スタイル | 特徴 |
円舞 | ・蹴り技がメイン ・攻撃範囲が広い ・攻撃スピードが速い ・複数の敵に最適 |
一閃 | ・連続攻撃すれば手数が多くなる ・高火力の技が多い ・敵のガードが崩せる ・少数の敵に特化している |
流 | ・投げ技に特化し攻撃を受け流せる ・武器解除ができる ・攻撃スピードが遅い ・武器を持った敵に最適 |
拳威 | ・DLC購入者限定スタイル ・ジャブ、フック、ストレートなどパンチ攻撃のみ ・敵の攻撃に合わせたカウンターを使え、EXゲージが溜まりやすい ・1対1のタイマン向け |
このように八神はあらゆる状況で臨機応変に対応できるスタイルなのが特徴。
一方、海藤さんのスタイルは
スタイル | 特徴 |
カチコミ | ・敵のスキを無理やり作る「ハジキ」が使える ・敵の攻撃を受けた後に反撃できる ・喧嘩ベースでバランスが良い |
テッパン | ・敵の攻撃に合わせ攻撃を跳ね返す「ジャストテッパン」が使える ・武器を自動で拾って攻撃できる ・攻撃スピードが遅い |
スタイルが2種類のみと少ないけど、どちらも八神にはない独自のスタイルになっている。
カチコミは敵の攻撃に合わせてスキを作るスキル「ハジキ」はダメージを受けるリスクがあるけど成功すれば一定時間、海藤さんの攻撃スピードが上がるのが魅力的。
攻撃は八神と比べると喧嘩っぽく粗が目立つけど回避行動が2回できたりとバランスが良く使いやすい。
一方、テッパンは攻撃スピードが遅いけど、このスタイルの真価は周りにバイクや自転車があれば自動的に拾って攻撃できるスキル。
このスタイルならカチコミでは拾えないバイクも使った攻撃ができるから、周りに武器があれば積極的にこのスタイルでにチェンジして戦闘するのおすすめ。
スキルポイントが溜まりやすい
肌感覚レベルだけど、本編に比べてスキル習得に必要なスキルポイントが溜まりやすかった。
アンロックされたスキル以外はポイントがあっと言う間に増えているから、ポイント不足で悩まされる機会は少なかった。
野生感ある調査アクション
本編に比べて探偵らしい尾行やスティール(潜入調査みたいなもの)は少ないけど、主観視点で調べる調査アクションは健在。
ただこれが八神と比べても笑い要素があるのが如何にも海藤さんっぽくて僕は好きなんだ。
まず八神の調査アクションは
- 集音器・・・・・音を拾う
- 電波探知機・・・電波和拾う
- 探偵犬・・・・・においで追跡
これ以外にもドローンを飛ばしたり、ピッキングでカギを開けたり探偵っぽくかっこいいガジェット系が目立つ。
一方、海藤さんは
- 海藤アイ(目)・・・怪しい箇所が光る
- 海藤ノーズ(鼻)・・怪しい箇所に煙がでる
- 海藤イヤー(耳)・・音を拾う
と野生のカンを駆使し面白くもちゃんと調査している海藤さんがより好きになった。
【ロストジャッジメント】DLC「海藤正治の事件簿」の残念だったところ
追加DLCだからしょうがないよねって話にもなるけど、個人的にちょっと残念だったのが以下。
- サイドケースがない
- プレイスポットや食事コンプリートする意味がない
- 横浜に移動できない
- 本編キャラの出番が少ない
サイドケースがない
ちょっと期待していたけど「海藤正治の事件簿」にはサイドケースが廃止されているんだよね。
欲を言えば海藤さん絡みのサイドケースが個人的にやってみたかったな・・・。
プレイスポットや食事をコンプリートする意味がない
例えば本編で登場する吉野家では何を食べたか分かるように星マークに色が付くけど
「海藤正治の事件簿」にはそれがない。
これが良いことなのか残念なポイントなのかは人それぞれだけど、「龍が如く」シリーズでも食事のコンプリートは地味にやっていたから僕的には導入してほしかったかな?。
あと、プレイスポットに関してもそもそもメインと関係ないし、やったところでコンプリートするわけでもないので遊ぶ理由がない。
ちょっとした気分転換で遊ぶには良いかもしれないけど、メインストーリーのボリュームがそこまで多くないからゲーセンに寄らない機会が多い。
横浜には行けない
行く理由がないからしょうがないけど、せっかく横浜が舞台になった本編と比べちゃうと海藤さんも横浜で暴れまわってほしかったな。
本編キャラの出番が少ない
一応、星野君や東は登場するけど、登場するのは最初だけ。
それ以降は出てこないし、源田先生やさおりさん、八神は登場しない。
「海藤正治の事件簿」にしか登場しないオリジナルキャラがいるからしょうがないけど、本編キャラとの絡みが見たかった。
海藤さんファンは必須
色々残念だったポイントもあるし、果たして3,000円だす価値があるかは微妙なラインだけどロストジャッジメントのファン、特に海藤さんのキャラが好きな人は購入して損はない。
確かにサイドケースがなく寄り道する要素はないけど、よくよく考えればスピンオフ作品として見ればこのDLCのボリュームは問題ない。
逆にこれ以上、要素を増やせば海藤さんに感情移入しにくくなるだろうし(サイドケースやミニゲームが多すぎるとメインストーリーに集中できないしね)何より発売日が後ろ倒しになる可能性もあった。
海藤さんの過去に何があったのか?そしてこれからどういう判断をするのか?ジャッジアイズ、ロストジャッジメントをプレイしたユーザーにはぜひこの「海藤正治の事件簿」を購入して海藤さんの勇士を見届けてほしい。
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