久しぶりにゲームの記事を書こうと思い、考えた時に目が留まったのがこの「ロックマンX」。
実は「X」自体をプレイしたのは最近。去年の12月ぐらいに手に入れたのだ。
「X4」はなぜかプレイしたけど・・・。当時はプレステが流行っていたいので、それ以前のシリーズを遊ぶ機会がなかった。そういう意味ではいい時代になったと思う。
結論としては面白かったけど、ちょっと気になった所があったので、そのあたりも紹介と思う。
ロックマン「x」とは?
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1993年にスーパーファミコンから発売された作品。
実は「ロックマン」から約100年後の世界が舞台になっている。
僕がこのことを知ったのはかなり後、ひょっとしたら20代前半の時に知った時。
この2つの作品が繋がっていたとは・・・。
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「ロックマン」と「ロックマンX」の違い
二つとも横スクロールアクションなのは変わりないが、「X」はよりアクションに力を入れている。
壁蹴りやパワーアップパーツでバスターを強化したりなど、「ロックマン」が落ち着いて動かすのに対して「X」は、操作が忙しい印象がある。この辺りは後半で解説。
実はエックスは・・・
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他のロボット(レプリロイド)と違って悩むことができるイレギュラーハンター。
漫画では泣くこともできる。
平和を望む優しい少年なのは「ロックマン」と同じ。
このエックスを作ったのは、実は「ロックマン」でお馴染みのライト博士が作ったという衝撃の真実。ライト博士はすでに亡くなっているが、たびたびエックスの前に現れては助言やパワーアップパーツを授けたりと、未だに謎が多い。
ちなみに、エックスの名前の由来は「無限の可能性と同時に無限の危険性」の意味らしい。
忘れていたが、イレギュラーハンターとはイレギュラー(故障)したレプリロイドを逮捕したり、破壊する組織のこと。
エックスの親友
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「ロックマンX」を語るうえで欠かせないのが「ゼロ」の存在。
今作ではあまり出番はないが、
ゼロは、エックス先輩でもある。
ただ二人の会話、漫画などではそれは感じず、むしろ心の底から信頼している親友のように描かれている。
ちなみにゼロは「特A級ハンター」という、スーパーエリートなのだ(エックスはB級)。
登場キャラ
すごいざっくりと登場キャラを紹介。
VAVA
どっちかというと、VAVAは漫画での印象が強い。クールだし、なんかグラスもっていたし。
シグマ
シリーズのボス。もともとは優秀なイレギュラーハンターだったがある日、イレギュラー化してしまったらしい。
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ステージとボスキャラ紹介
ここからは各ステージと、ボスの特徴などを紹介。
アイシー・ペンギーゴ
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ステージは雪で覆われた所。
難易度は比較的に優しく、最初にお世話になる所でもある。
アイシー・ペンギーゴは元々ハンターだったが、シグマの反乱を知り、裏切った。
ペンギン型のレプリロイド。小柄だが気が強い。
「ショットガンアイス」は氷の弾を発射する。
スライディングは無敵状態で滑ってくるので、注意が必要。これが地味に痛い。
口から氷の吹雪をだして相手を氷漬けにしたり、自分と同じ氷の像を作ったりする。
地味に邪魔になる。
弱点の「ファイヤーウェーブ」を使うと、ペンギーゴが燃え上がるアクションが見られる。
習得する特殊武器「ショットガンアイス」は、氷の弾を発射して壁に当たると、小さな氷の粒を拡散させる。
チャージ版は氷の足場を作る。武器というよりは乗り物みたいに移動できる。
スパーク・マンドリラー
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ステージは発電所のような工場っぽい所。地味に床を走る電気が苦手だった。
途中からステージが暗くなり動きづらかった。
ここのステージは、敵キャラというよりは、トラップでよくやられた。
個人的に、ここのBGMが好き。
ゴリラ型のレプリロイド。
元々は隊長だったシグマに従い反乱した。
攻撃方法もゴリラっぽく、パワーがあるパンチを出してくる。
地面を張って向かってくる「エレクトリックスパーク」で攻撃してくる。
弱点の「ショットガンアイス」を撃つと体が凍るので、ハメられる。
特殊武器を使えば、さほど苦労せずに倒せる。
習得する特殊武器は「エレクトリックスパーク」。
電気の弾を発射し、壁や敵に当たると上下に分裂する。
チャージすると、電気の柱を左右に発射する。
アーマー・アルマージ
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ステージは鉱山のような所。トロッコのような乗り物で進む所があるが、これが嫌いだった。
油断していると、トゲに落ちたりして、ゲームオーバーすることもあった。
このトロッコのスピードが速すぎるのか、よく処理落ちする。
アルマジロ型のレプリロイド。。漫画だと、なぜか武人のような性格になっていた。
体を丸めて体当たりする「ローリングシールド」や、頭のヘッドパーツがパカッと開いて、エネルギー弾を撃ってくる。
弱点の「エレクトリックスパーク」を当てると、装甲が剥がれて弱くなる。
習得する特殊武器「ローリングシールド」は、球体状のエネルギー弾を発射し、壁に当たると反射する。
チャージするとバリアを張る。ザコ敵に有利だが、使いすぎるとバリアの維持する時間が短くなる。
ランチャー・オクトパルド
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ステージは海中。途中で出現する中ボスが苦手だった。
潜水艦のような魚の形をしたキャラだが、床にトゲがあり、吸い込んだりした時によく落ちてしまった。
赤いタコ型のレプリロイド。
狙った獲物は逃さないスナイパーでもある。
個人的にここのボスは苦手だった。
複数の魚雷を発射してくるし、体を回転してエックスを引き寄せてエネルギーを吸い取る、攻防スキがなく苦労した。
弱点は「ローリングシールド」だが魚雷が邪魔して届かなかったりする。
後で知ったけど、「ブーメランカッター」を当てると腕が切れて魚雷が出なくなる。
「ローリングシールド」の立場がなく結局、バスターで倒してしまう。
習得する特殊武器「ホーミングトーピード」は追尾ミサイルを発射する。
チャージすると、魚の形をしたミサイルを5発発射する。
比較的、仕様頻度の高い特殊武器の一つ。
ブーメル・クワンガ―
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ステージは高所を登っていくようなところ。横に移動というより縦、上に移動する機会が多い。
このステージのトラップが面倒。
クワガタ型のレプリロイド。実は、「X3」に登場するグラビティー・ビートブードは弟らしい。
とにかく動きが速いく、「ブーメランカッター」を投げて攻撃してくる。
あと、捕まると天井にも投げられる。
だが弱点の「ホーミングトーピード」を当てると、一方的に攻められるので、これを習得した後に戦った方がいいかもしれない。
習得する特殊武器「ブーメランカッター」は、円を描くように飛んで戻ってくるカッターで攻撃する。攻撃以外にもアイテムを回収することができる。
ただ、ちょっと当てにくいので、僕は接近して当てるようにしている。
チャージ版は、斜め4方向に巨大なカッターを発射する。エックスを中心に出すイメージ。
スティング・カメリーオ
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ステージは森林。底なし沼のようなものがあったりと、地味にいやらしい要素がある。
カメレオンタイプのレプリロイド。色々な場面に対応できるように保護色能力(消えてみえる)を持つ。野心家で毒舌かつ狡猾な性格と、いい所なしの性格が仇になり、組織でも評価されなかったらしい。
普段はステルス状態だが、攻撃の時は姿を見せる。
3つの矢を発射したり、長い舌をのばして攻撃してきたりとまさにカメレオン。
弱点の「ブーメランカッター」が当たると地面に落ちてくる。
ただ、ある程度近づかないと、当たりづらいので注意。
習得る特殊武器「カメレオンスティング」は3の細いエネルギー弾を3方向に飛ばす。
チャージ版は、一定時間無敵になれる。これを利用して、ボスの前までノーダメージで移動する手段がある。
ストーム・イーグリード
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ステージは空挺のような施設が舞台。高所ということもあり、落ちたらゲームオーバーになる。
高貴な感じのBGMが好き。
ワシ型のレプリロイド。第7空挺部隊の元隊長を務めた。
正義感が強いがシグマとの戦いで敗れてしまい、そのまま部下に成り下がってしまった。
漫画版では「X4」の時にチラっと出るなど、ゼロとの関係も注目。
背中の羽をはばたかせ、エックスを後ろに押し出す攻撃や「ストームトルネード」で竜巻攻撃をして、ステージに落下させるような攻撃をする。
弱点の「カメレオンスティング」を当てると大ダメージを当てられるが、このボスは、パターンを読めればさほど苦労せずに倒せるので、バスターでも十分倒せる。
習得する特殊武器「ストームトルネード」は、貫通する竜巻を前方に発射する。
連続ヒットするので耐久性の高いザコ敵にも瞬殺できる。バスターで手こずるようならこの特殊武器にチェンジした方が速く倒せる。よく使う武器の一つでもある。
チャージ版は、巨大な竜巻をエックスに中心に出す。
バーニン・ナウマンダー
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工場のようなステージ。途中でパイプ管の上を移動する時に、トゲが付いたヤツを回避するのが苦手だった。
ゾウ型のレプリロイドで、自分の力を試す機会という理由で、シグマの反乱に加わったようだ。
動きは遅いが、その巨体を生かしてジャンプし踏みつぶしてくる。
回避しても着地した振動で、動きが取れなくなってしまう。
鼻からオイルを飛ばし、それを「ファイヤーウェーブ」という火の玉で引火すると、火柱が立つ。
弱点は「ストームトルネード」を当てると、大ダメージを食らわせられる。
だが、ここのステージは、無駄に広いので慣れれば意外と回避しやすい。
上手い人は、バスターだけでも対処可能かもしれない。
習得する特殊武器「ファイヤーウェーブ」は、射程の短い火炎放射器。
射程距離が短いので、ある程度近くないといけない。
チャージ版は貫通力のある火の玉を落とし、着弾すると、火柱が発生し、地面に沿って進む。
なお、その性質上、水中では使えない。
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良かった所
![](https://nobunblog.com/wp-content/uploads/2021/03/bruce-mars-AndE50aaHn4-unsplash-1-1024x886.jpg)
このゲームで良かった所が以下。
- パワーアップの導入
- BGMがいい
- 壁蹴りの導入
パワーアップの導入
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「ロックマン」と違い、「X」ではエックス自信がパワーアップすることができる。詳しくは以下より。
・ヘッドパーツ
頭突きで特定のブロックを破壊できる。
・ボディパーツ
受けるダメージが半減する。
・アームパーツ
チャージバスターをもう一段階チャージでき、特殊武器もチャージできる。
多段ヒットするチャージなので、無敵時間が発生するボス敵には向いていないが、
ザコ敵には効果あり。
・フットパーツ
これを付けることでダッシュが可能になる。
「ロックマン」でいう「スライディング」のポジションになる。
ダッシュとジャンプを同時に押すことで、素早く移動できる。
いずれも、特定のステージのカプセルに配置されている。
そこで初めてライト博士の存在を知るエックス・・・。お互いに何を思うかが気になる。
・ライフアップ
いわゆる体力の上限が上がること。
最初は体力ゲージが短くて心細いが、すべて集めれば気持ち的に楽になる。
・サブタンク
「ロックマン」でいう「E缶」のようなものだが、違いはザコ敵を倒した際に
落とすライフエネルギーで貯めることができる。
よって、使ってもまたライフエネルギーを拾えばいくらでも使える。
4つ存在する。
・ライドアーマー
「X」シリーズには、二足歩行のメカ「ライドアーマー」がある。
特定のステージに配置されているが、パンチ攻撃が強力で、ダッシュも使える。
エックス自信はダメージを食らわないが、ある程度ダメージを受けると
メカが大破してしまうので注意。
BGMがいい
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「ロックマン8」の時もそうだったが、この「X」のBGMもいい曲が多い。
「X」はクールな感じの曲が多い気がする。
壁蹴りの導入
「ロックマン」との決定的な違い、ダッシュ以外にも壁を蹴るアクションが追加された。
これは、壁を蹴って上に移動することだが、これを使いこなすことで、ボス戦などでも有利に働く。
今までの「横」以外に「縦」のアクションを使うことで、戦術の幅が広がった。
イマイチな所
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これはどうかな~という所もあったので。
アームパーツの意味
![](https://nobunblog.com/wp-content/uploads/2021/03/punch-316605_1280-1-1024x678.jpg)
上でも説明したが、アームパーツを取得することでチャージを一段階アップさせることが可能だが、
その性質上ボス戦には向かない。
よって、貯めすぎると与えられるダメージ量が落ちている可能性がある。
ダッシュがない
![](https://nobunblog.com/wp-content/uploads/2021/03/niyas-khan-_MhmVVwTyjY-unsplash-1-1024x683.jpg)
これは正確には、「ダッシュパーツを取得していないと、ダッシュが使えない」ということである。
これがないと回避できないので、早めに見つける必要があるが、カプセルはセレクト画面では表示されないので、どこのステージにあるか分からない。「X2」以降は最初からダッシュできる。
ボタンの入力
![](https://nobunblog.com/wp-content/uploads/2021/03/melanie-these-P_L0byMESQc-unsplash-1-1024x683.jpg)
「ロックマン」は「ジャンプボタン」+「十字キー下」を入力することで、スライディングできたが、「X」は独立したボタンで、ダッシュ可能になっている。
一見ると「楽になっていいじゃん」と思うかもしれないが、ボタンの配置上、ダッシュからのジャンプがやりづらくかつ、その状態でのチャージするのが大変。
つまり、ボタンを3つ押した状態のこと。
ただこれは、ボタンの配置を編集できるので回避できる。
僕の場合は、「L1」にダッシュを設定している。
完成度が高い
気になる部分もあるが、ほとんど自分のさじ加減で回避できるので、完成度の高いゲームだと思っている。今回「X」自体初めてプレイしたが、素直に面白かった。
「ロックマン」にはない世界観、ハードな内容が個人的に好きである。
また機会があれば「X2」も紹介しようと思う。