前回の「ヨスガ編」に続いて今回は、氷川のコトワリ「シジマ」について紹介しようと思う。 彼が「世界は静寂でいい」と考えるようになった理由についても、僕なりに考えてみた。 【シジマ】完全なる「無」の世界 「しじま」とは「静か、無言」という意味で、漢字で「静寂」(せいじゃく)と書いてしじまとも呼ぶ。 このシジマもその意味にふさわしいコトワリを目指している。 勝手な解釈だけど、その世界は個人の差別をなくし平等にして他人を支配したり争いもない、ある意味究極の理想の世界かもしれない。 静かで穏やかな世界を目指している ...