久しぶりにプレイしてみた「龍が如く3」。
実はプレステ3時代に既にこのタイトルがプレイ済みだったけど、しばらくやっていなかったんだ。
去年の年末に購入して最近、よくやくクリアしたんだよ。
そんな時に思ったのが「あれ?、3って意外と地味じゃなくない?」。
当時は「過去シリーズと比べて地味だな~」って思っていたけど、今改めてプレイしてみるとそんなことは無かったんだ。
むしろ、シリーズの中でもハードな箇所が多いんじゃないかってぐらいその価値観が変わったんだ。
というわけで今回は
この記事で分かること!
- 龍が如く3が地味と言われる2つの理由
- 龍が如く3は地味じゃない4つの理由
これらを解説していこうと思うので、既にプレイ済みの人はもちろん、今からでも楽しめるのか不安な人は参考にしてみて欲しい。
龍が如く3が地味と言われる2つの理由
そもそもこの「龍が如く3」が他のシリーズと比べて派手さに欠け、印象が地味なイメージが付きまとうのか?。
僕自身の考察から2つの原因が以下の理由を上げてみた。
- 極道の抗争が薄い
- 日常パートが多い
それではこれらを深掘りしみよう。
①極道の抗争が薄い
「1」で言えば東城会から100億円が盗まれ、さらに会長の世良 勝が暗殺されたことで跡目争いに火が付く。
嶋野や真島、さらには親友の錦山など組員たちが桐生の前に立ち戦うことになる。
それ以外にカラーギャングやヒットマンなどから狙われる状況になる。
「2」では関西の近江連合の龍司がクーデターを起こしたのを引き金に、桐生が狙われる展開になる。
さらに韓国系の海外組織ジングォン派も桐生と因縁があり、この組織とも対立が描かれている。
これらの展開は手に汗握るもので、次に誰が敵なのか、どんな展開になるのか予想を覆すシーンもあり、やったらやり返す血で血を洗うような緊張感にプレイヤーはハラハラさせる物語になっている。
一方、「3」では極道同士の抗争が薄め。
確かに会長になった堂島大吾が何者かに撃たれ重症を負い、空席になった東城会の跡目と桐生の復帰をめぐり抗争を広げる展開。
さらに大吾を撃ったのが風間にそっくりの人間で、この男の正体を突き止める物語も熱い。
ただし今回、敵対する東城会の幹部は錦山組の神田強、浜崎組の浜崎豪、そして白峯会の峯義孝の3人だけ。
もっと言えば浜崎との戦闘は無い。
実質桐生と戦闘になるのはこの2人だけなんだ(一応、真島とも戦うけど敵ってわけじゃないし)。
過去シリーズの幹部クラスがクセが多い人物が多かった分、数も少なくインパクトが無い感じもしたんだ。
「3」にも海外組織「蛇華」の劉 家龍(ラウ・カーロン)が再登場するけど「1」でも登場したから新鮮味に欠けるし
世界的に暗躍する武器密売組織「ブラックマンデー」の首領、アンドレ・リチャードソンもいるけど、極道中心の物語だったのに、ここにきて急に「CIA」や「武器密売組織」が絡んできてスケールがデカくなってるしプレイヤーが置いてけぼりになっている感じもした。
ただし、各々の登場人物は個人的には好きだし、戦闘も今までに従来とは異なる戦闘システムで戦うこともあるから、これが全てじゃないと思う。
極道要素は薄まったとはいえ、後で紹介する極道らしい暴力的な描写もあるし。
②桐生の日常パートが多い
僕が思うに、この「龍が如く3」が他のシリーズと比べて地味と言われる理由は、養護施設「アサガオ」の子供たちと桐生の日常をフューチャーしたシーンが多いからだと思うんだ。
というのも「1」、「2」では極道の桐生一馬の描写が中心で、自身のプライベートなことを語るシーンなんてほとんどなかったんだ(養護施設で育ったとかはあったけどね)。
後に「極」で美月のプレゼントを買いに奔走したり、「0」では当時住んでいたアパートに錦山がお邪魔したりと、桐生の日常パートが覗けるシーンもあったけど、当時はそういった所はほとんど無かった。
この桐生の日常パートに焦点が当てられなかった「龍が如く」で、急に極道とは無縁の養護施設で子供たちのために奔走する桐生に戸惑った人もいたんじゃないかな?。
しかもこの日常パートがサブストーリーじゃなく、メインストーリーで絡んでくるから無視するわけにもいかない。
極道だった緊張感のある日常から、ほのぼのと子供らしいも悩みから深刻ないじめ問題など、養護施設の子供たちのトラブルを解決するために動く桐生の姿をから温度差を感じたプレイヤーがいても不思議じゃない。
この新要素が「龍が如く3」は他のシリーズと比べて地味と言われる理由の一因じゃないかな。
ここで補足しておくと、日常パートが多い分、極道らしい暴力的なシーンもあるし全体的にバランスが取れている。
個人的には「2」が一番、内容が濃い極道ものになっているから、これに比べると薄まっているけどその分、安心できるシーンが多いからこの緩急は決して悪くないと思う。
この作品が無ければ桐生が料理をしているシリーズでは珍しいシーンは見れなかったし、
桐生の弟分で沖縄の極道組織「琉道一家」若頭の「島袋 力也」も子供たちのためにプレゼントを購入したりと、緊張感のある極道ものからほっこりする描写もある。
そのため派手さに欠ける分、幅広い層に受けが良い内容になっている。
結果的には物語のバリエーションが増えたのも今作のおかげといってもいい。
言い方を変えれば、バイオレンス的なシーンが少なく刺激が無いから「1」、「2」や「0」をプレイ済みの人からしたら物足りないと感じるかもしてないけどね。
龍が如く3が地味じゃない理由
物語の内容が地味に感じるのはしょうがない、受け止め方は人それぞれだし。
ただ、ここからは「3」は他のシリーズと比べて地味じゃない4つの理由を上げてみた。
😎地味じゃない理由がコレだ!
- 敵に痣ができる
- 玉城のクズっぷり
- 神田をデリバリーする峯の狂気
- 主要人物のドロップアウト
ここではこれら4つの内容を深掘りしていこうと思う。
敵に痣ができる演出面の強化
「1」や「2」がプレステ2の時代にリリースされたのに対し、「3」はプレステ3用にグラフィックが大幅に強化されいる。
これに伴い戦闘中の演出も大幅に強化され、代表的なのが敵にダメージを与えると痣(あざ)ができること。
痣以外にサングラスが壊れていたり、血を流したりと、これまでよりリアルでかなり痛々しい表現になっている。
このシステムは「3」や「4」にあった特有のもので、現在の「極」や「7」などでは見られないレアな要素と言える。
さらに桐生も殴った相手の血が手に付くなどリアリティが増している。
また、まれに街を歩いていると敵に絡まれるシーンもあり、ボタンの連打に勝つと敵をガラスに投げ飛ばしたりするアクションfができる。
これによって戦闘での緊張感がより増しているんだ。
物語がおとなしい一方で、戦闘面で実はバイオレンス的な要素があったりするのが今作の特徴でもある。
玉城のクズっぷり
桐生の前に立ちふさがる東城会の幹部が3人と少ないけど、彼ら並みにヒールキャラの、東城会白峯会系五次団体「玉城組」組長の「玉城 鉄生(たましろ てつお)」はシリーズ中トップクラスのクズだ。
なぜなら琉道一家を潰すために、組長の名嘉原 茂(なかはら しげる)が娘のようにかわいがっていた咲の母親を利用し誘拐。
用済みになった母親に手を上げ、しまいになナイフで切りつけようとするなど暴力に躊躇がない。
さらに、峯 義孝や構成員と共に桐生の運営している児童養護施設「アサガオ」を破壊し桐生の怒りを買うなど、とにかく「外道」という言葉がさわしいほどの行為を繰り返すんだ。
最終的には桐生を射殺しようとするも、力也が庇う形で失敗し、駆けつけたアメリカの諜報機関「CIA」のエージェントで風間新太郎の実弟「風間 譲二」によって射殺された。
このゲームでは「2」で登場した近江連合の千石みたいに遥を誘拐したりするクズもいるにはいたけど、自分の利益のために咲の母親を利用したり何も関係ない養護施設「アサガオ」を破壊し、子供たちを悲しませることをした過激な極道も珍しい。
神田をデリバリーする峯の狂気
シリーズでも暴力的なシーンはいくつかあったけど、これ以上にグロいシーンもなかなか無いのが、神田をデリバリーした、東城会直系「白峯会」会長「峯 義孝(みね よしたか)」だ。
ITビジネスや株取引で巨万の富を得たいわゆるインテリヤクザ。
彼は、分かりやすい暴力で支配する「錦山組」三代目組長の「神田 強(かんだ つよし)」や、みかじめ料を払わない中華料理店を爆発させる陰険な東城会直系「浜崎組」組長の「浜崎 豪(はまざき ごう)」の陰に隠れ、かなり凶行がチラつく場面が多い。
登場した当初は、大吾不在の穴埋めるために会長代行として桐生に戻ってきてもらう案を提案した柏木に賛同し「いい奴じゃん」って思ったけど、素行の悪い神田に愛想をつかしてボッコボコにする。
しまいには部下に始末させ、責任を取るとか言って神田の生首をアタッシュケースに入れ桐生にデリバリーしたり
自分の部下が大吾を小ばかにしたような会話でいきなりナイフで刺したり、「龍が如く」シリーズの登場人物の中でも類を見ない凶暴さがある。
大吾に対する忠誠心が高すぎるあまり、度が過ぎた凶行に走る機会が多いのが目に付く峯だが、幼少時代のいじめや人間不信に陥った中、唯一信頼できた大吾に出会ったことで妄信的な信者のような人間になってしまうのは致し方ないかもね。
それでも彼がとる行動は過剰すぎると言えるけどね。
主要人物のドロップアウト
今作もシリーズと肩を並べるぐらいに主要人物が亡くなる場面が多い。
「え、この人まで・・・」とビックリする人物のドロップアウトするのが今作の特徴なんだ。
👼ドロップアウトした人物たち
- 柏木 修
- 劉 家龍
- 神田 強
- 玉城 鉄生
- 島袋 力也
- アンドレ・リチャードソン
- 峯 義孝
それでは各々の簡単なプロフィールを紹介してから具体的な最期について触れていこうと思う。
銃撃された柏木修
まずは、桐生の良き理解者でもある風間組若頭の「柏木 修(かしわぎ おさむ)」。
極道というより相談役に近い存在。
「1」では目立った活躍は無かったけど、桐生が嶋野と対峙した際にトラックに組員を乗せて駆け付けた。
「2」だと20年以上前に当時の堂島組だった風間と嶋野がジングォン派を壊滅させた話をしたり、当時まだやんちゃだった大吾に強力したりした。
そして「3」では大吾が不在の中、東城会を仕切るが幹部たちの勝手な行動に頭を悩ませ、桐生を会長代行として呼び戻そうとした。
だけど、桐生と柏木がミレニアムタワーの事務所で風間に似た人物の話をしていた最中に、ヘリに狙撃されてそのまま帰らぬ人となった。
今、考えてみると「3」で柏木が亡くなるのは早すぎたんじゃないかって思うぐらい、あっさりした終わり方をしている。
2024年現在、シリーズは9作品、スピンオフ作品も含めれば軽く10作品以上ある人気タイトルになった「龍が如く」。
当時はここまでシリーズが続くとは思わなかったのかもしれないけど、ここで柏木が退場するのはちょっと早すぎるようにも感じる。
もっとも「0」にも柏木は登場しているし、何なら「7」やスピンオフ作品の「ロストジャッジメント」にもそれっぽい人が登場してるから意外と寂しくは無い。
ちなみに、柏木に冷麺のイメージが付いたのは「3」から。
公園で桐生が力也に柏木のことを聞かれた際に「冷麺が好きだった」という選択肢が用意されていた。
桐生曰く、冷麺を切らしているとかなりおっかないみたい。
当時はネタみたいな感じだったけど、ついには「0」で正式に冷麺を食べてるシーンも登場したし、他のキャラと比べてネタにされている感じもする。
「7」では復活?風間譲二に撃たれた劉 家龍
次は、横浜を拠点としている中国マフィア「蛇華」の総統「劉 家龍(ラウ カーロン)」だ。
彼は「1」で初登場し東城会から盗まれた100億円を手に入れるために嶋野と手を組み、遥を誘拐するがアジトに乗り込んだ桐生に敗れた。
その後の行方は明らかになっていないけど、「3」で東城会の幹部、浜崎と協力関係を結んでいて桐生に復讐すべく神室町に訪れ力也を拉致し、決着をつけるために再度、桐生と戦った。
最期はCIAのの風間譲二に頭部に銃弾を受けそのままフェードアウトしたと思われた。
ところが、「7」のサブストーリーで出会った「周 家龍(チャウ・カーロン)」という武器商人としてまさかの再登場。
このチャウの話かけると「カザマやキリュウがいたところか」といったセリフが聞けるので、本人の可能性が高い。
頭部を撃たれてよく生きていなって思うけど、今後もこんな感じで他のキャラも復活するのかな?。
それが良いことなのか複雑だけど・・・。
無残な最期だった神田 強
次は「錦山組」三代目組長の「神田 強(かんだつよし)」。
この男は、常にテンションMAXの脳筋で後先考えずに行動する機会が多々ある、この性格が招いた最期が悲劇といってもいい。
「東城会のトップに立つ」と宣言しているけど、暴力で全て解決できると思っている野心家だが、浅はかな考えで動く有様は明らかに力量不足。
また錦山組ということもあって、初代と二代目をやられた桐生に対し憎んでいるようだけど、実際は桐生の顔すら知らなかったみたい。
錦山組はいつもトラブルが絶えないな・・・。
そんな神田の最期だけど、神田が資金面でバックアップを受けていた白峯会の手で終わりを告げる。
桐生にホテルで女遊び(実際はマッサージをしていた)所を襲撃され、イライラしていた白峰会の事務所で絵画や陶器などの高額なコレクションを破壊し鬱憤を晴らす。
度重なる素行に愛想が尽きたのか、峯にボコボコにされた挙句、白峯会の組員にやられてしまう。
その後、生首だけアタッシュケースに収容され賽の河原で桐生達に神田の不始末のケジメを通した。
ひょっとしたら「龍が如く」シリーズで無残な最期を迎えたのはこの神田かもね。
風間譲二に撃たれた玉城 鉄生
玉城については既に結末まで書いちゃったから書くことが無いけど、風間譲二に銃で撃たれてしまった。
玉城に関する情報は「3」のみで以降の作品には登場することが無いある意味、レアキャラだった。
それにしても風間譲二は劉 家龍に続き、玉城も始末するとは。
桐生をかばった島袋 力也
意外だったのが沖縄の極道組織「琉道一家」若頭の島袋 力也まで退場してしまったことだ。
力也という男は「ステゴロのハブ」と自称し、背中の刺青にハブを入れるぐらい沖縄を愛しているんだ。
当初は桐生をよそ者と称して敵視していたけど、咲が玉城に誘拐された事件をきっかけに桐生を「兄貴」と呼ぶようになり、名嘉が風間に似た男に撃たれ、真実を明らかにするために桐生の後を追いかける形で神室町で行動するぐらい熱ぐるしい男だ。
桐生も当初は「兄貴」と呼ばれることに抵抗があったけど、行動を共にするうちに信頼関係が深まり「1」に登場した田中シンジみたいな弟分になっていた。
だけど、沖縄で玉城に誘拐された名嘉原を助けるために、桐生を追って闘牛場へ駆けつけたけど、力也がが桐生をかばう形で撃たれてしまい息を引き取ってしまう。
このシーンで桐生は涙を流すけど、「1」、「2」でも大切な人が亡くなった時でさえ涙を流さなかった桐生が泣くのはいかに力也のことを大切にしていたか分かるシーンでもある。
余談だけど、力也の背中の刺青のマムシには「泥水で育った蝮(まむし)は五百年で蛟(みずち)に、蛟は千年で竜に、竜は五百年で角竜(かくりゅう)に、角竜は千年で応龍(おうりゅう)に、年老いた応龍は黄龍(こうりゅう)と呼ばれる」という伝説がある。
つまり、ハブを背負った力也は将来、応龍を背負った桐生のような一人前の男、カリスマ的な存在になる可能性があった男だったということだ。
ちなみに黄龍は「2」に登場した近江連合の五代目会長・郷田仁の息子で、直参「郷龍会」二代目会長の「郷田 龍司(ごうだ りゅうじ)」が背負っている龍だ。
峯に道連れにされたアンドレ・リチャードソン
逆に「あっこいつは死ぬな」って思ったキャラが、このアンドレ・リチャードソン。
CIAの一員にして武器密売組織「ブラックマンデー」の首領、今作の黒幕といってもいい存在で、堂島大吾と名嘉原茂を狙撃した張本人でもある。
桐生とは神室町で、二度目は大吾が入院している東都医大病院で戦闘になる。戦闘では足技をメインの格闘と二挺拳銃とショットガンを織り交ぜながら戦うことになる。
この時の戦闘スタイルが「復讐者」という組織の首領で、「1」に登場した東城会直系組織「錦山組」の「荒瀬 和人(あらせ かずと)」に似ている。
その最後は用済みになった峯たちを始末しようとしたが、スキを突かれ峯に羽交い絞めになりながら彼と道連れになる形で屋上から落下した。
ケジメをつけた峯 義孝
峯についてもほぼ上で紹介済みだけど、彼が自らの過ちにケジメをつけるために果たした行動と言っていい。
東都医大病院の屋上で、桐生と大吾がブラックマンデーのボスであるアンドレ・リチャードソンに襲われる場面に遭遇し、峯は自らの過ちを悔い、リチャードソンと共に屋上から飛び降りることで自らの終焉を選んだ。
この時に峯が桐生に対して語った言葉は、彼の内面の葛藤と後悔がにじみ出ている。
「もう少し早くあんたに会って、教えてもらいたかった」は彼が後悔や悔恨の念を抱いていたことを示し、「生まれ変わったら…… 俺もそっちにいれるかな?」は彼の自省と改心の意思を表している。
峯の明確な死亡シーンが描かれていないし、柏木っぽい人もいるからワンチャン生存している可能性も無くは無い思う。
ただ、ちょっと前に開催された「散った男たち展」のイベントで峯がいたから彼はドロップアウトしたと考えるのが自然かな。
峯はこの「3」以降は登場していないけど、スピンオフ作品の「維新!」では新選組の「鬼の副長」土方 歳三として登場しているし、今後はこういった形でキャスティングされる可能性が高い。
龍が如く3はプレイするほど奥が深い
「龍が如く3」について色々解説してみたけど、地味さは一面的な見方に過ぎないと思うんだ。
確かに、他のシリーズに比べてヤクザっぽさが減ったから物語が地味にも感じるけど、魅力あるキャラクターに役者や声優の演技力の高さはすばらしいの一言。
それでいてアクション、システムともに面白く、総合的にクオリティの高い傑作といって差支えが無いと言っていい。
一見地味に見える印象を払拭して、今一度このゲームに触れてみれば新しい発見があるかもしれないぞ。