去年の9月あたりに新しいマウスが欲しいのをきっかけに購入したロジクールのトラックボールマウスM575。
それ以来ほぼ毎日のようにブログ活動では使っていてマウス自体を動かすことなく親指を動かすだけでポインターが動いてくれる便利なマウス。
当初はこの操作性に慣れるのにちょっと大変だったけど半年ほど毎日のように使い続けた結果「もう普通のマウスには戻れない」と至ったので改めてレビューしていこうと思う。
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初デビュー【Logicool ERGO M575】トラックボール初心者でも使いこなせるか?
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マウスを使い続けると腱鞘炎になる
僕がメインで使っているLenovoのIdeaPad Flex 550iに限らず、ノートパソコンにはトラックパッドがあるからマウスを使う必要なんてないと思うけど僕は断然マウス派なんだ。
理由は実にシンプルで使いやすいから。トラックパッドの操作もできなくはないけど苦手。
そんな性格だから本業ではもちろん、プライベートでもマウスを使い続けているから腕の疲労感が半端ない。
今の所、腱鞘炎にはなっていないけどそれも時間の問題だと思う(若くないし)。
マウス操作以外にも原因はある
腱鞘炎になる原因はマウスの性質に問題がある。
マウスを行ったり来たり操作していると疲労が蓄積される。
しかもマウスの持ち方そのものにも原因があってマウスを握った手をよく見ると手首が反った状態になっているんだ。
これも負担になっているけど実はキーボードを操作する時も同じ状態になっているんだ。
さらにデスクや椅子の高さが合っていない姿勢で作業を続けることも良くないっと踏んだり蹴ったりの状態。
現代人はいつ腱鞘炎になっても不思議じゃない状況になっているんだ。
ロジクール M575を選んだ理由
そんな中、疲労が軽減しやすいトラックボールに目をつけて色々探していった結果たどり着いたのがこのロジクールのM575。
これを選んだのは何といってもコスパの良さ。
- ワイヤレスのトラックボールマウス
- ショートカットボタンが2つ
- 5,000円以下の値段
トラックボールマウスなのは当然としてショートカットできるボタンが2つついていて値段も5,000円以下で購入できるハードルの低さに惹かれてこのマウスを選んだのが理由。
ロジクール M575の良かったところ
5,000円以下の仕様ということもあってロジクールのM575はトラックボールマウスの特徴を一通り用意されている感じだけど、個人的には十分満足のいく仕様になっている。
サイズはデカいけど握り易いデザイン
実際に使ってみると見た目以上に握り易いフィット感に驚いた。
以前使っていた普通のマウスのサイズが横5.5×縦9に対して横100 x縦134とサイズアップしたけど、このサイズがちょうど手に馴染むデザインをしているおかげで見た目以上に握り易い。
サラッとした表面の素材
以前使っていたマウスは光沢のあるデザインだったので長時間使い続けると手汗でベタベタした感じがあってこれが地味に嫌だったけど、ロジクールのM575は表面がサラッとした素材が使われているので長時間使い込んでもベタベタする感じがほぼない。
ちょっと地味な特徴かもしれないけど僕みたいにマウスをメインにしてる人にとっては結構ポイントは高いと思う。
親指一つでポインターを操作できる
普通のマウスだと手首や腕を動かしてポインターを移動させる必要があるけどそれだと腕や手首の負担がかかり疲労に繋がる。
それに比べてトラックボールマウスなら親指一つでポインターを動かすことができるので腕の負担はかなり減った。
実際に経験したことだけど、普通のマウスを使っている時に感じた手首の疲労がトラックボールマウスだと疲労を感じることがほぼなかったし。
ボタンを割り当てることで作業効率が上がる
デフォルトで設定してある「進む」、「戻る」のショートカットができるボタンだけど、これを設定できるけどこれも設定しておくと便利だね。
最初は特に何も設定しないでしばらく放置していたけど最近試しに設定してみたら超便利だった。
僕はよく文字や画像をコピー、貼り付けをしょっちゅう使うからこれを設定しておくと作業効率が大幅に上がるし時短にも繋がった。
普段何を使うかは人それぞれだから一概には言えないけど、日常でよく使う機能を割り当てておくのをおすすめ。
デスク以外でもマウス操作ができる
ノートパソコンで作業する場所は何もデスクだけとは限らない。
僕の場合は気分転換の意味でたまに座椅子に座ったり、ベットの上でノートパソコンを膝に置いて作業する時もあるけどこの時でもM575は活躍できる。
というのも普通のマウスだと床やベットの上でやろうとしても操作はしにくく動かしにくい。
だけどM575はトラックボールという特徴を持っているからマウスを動かす必要もないし、ボールを動かすだけでポインターを動かすことができるから場所を問わずマウス操作ができる利点がある。
バッテリーがかなり持つ
このマウスは単三電池1本で最大24ヶ月も持つかなり寿命が長い。
僕も半年近く毎日使ているけどまだまだ余裕で使えるハズ!
ロジクール M575を使う時の注意点
このマウス自体は僕は満足しているけど半年ほど使い込んできて気になった部分もある。
慣れるまでに親指が疲れやすくなる
M575というよりトラックボールマウス全般に言えることかもしれないけど、今まではマウスを使って操作する結果、腕や手首に疲労が溜まりやすかったけど、トラックボールマウスは親指を使って操作する必要性があるため、どうしても慣れるまで時間がかかるし何より親指が疲れる。
一度慣れれば疲労はなくなり使いやすくなるけど慣れるまではちょっと大変かも。
定期的なメンテナンスが必要
作業している時に「なんか引っかかる感じがするな?」と思ったらメンテナンスが必要な合図。
というのも上でも紹介したけどマウス自体はサラサラした肌触りの良い素材を使っているからそこまで手汗ベタベタにはなりにくいけど、ボール自体はちょっと滑りやすく、しかもボールが収まっていたくぼみにはゴミが溜まって使いにくくなってしまう。
メンテ自体は1分弱で終わるしそこまでストレスは感じないけど、作業中にメンテをすると集中力が下がる原因に繋がるから作業目にメンテしておいた方がいいかもね。
Bluetooth接続は反応が悪い
これは僕がメインで使っているLenovoのIdeaPad Flex 550iとの相性が悪いのか、M575がそういうものなのか分からないけど、Bluetooth接続すると途中で引っかかる感じがして動きが悪くなる時がしょっちゅうあるんだ。
この動作が作業中に起きるとイライラするし何よりも作業効率が下がるしストレスばかり溜まって集中できない。
僕はUSBレシーバーを指してマウスを動かすことにしているけど選択肢がBluetooth、USBレシーバーと選択できるので自分のパソコンと相性を判断して選んだ方がいいね。
Bluetooth接続ならレシーバーをふさぐことなく使えるから本当はそっちの方がいいんだけどね。
ロジクール M575はトラックボールの基準になるポジション
と言った感じで気になる所もあったけどトラックボールでポインターを動かす性質上、普通のマウスのようにあっちに動かしたり、こっちに動かしたりすることがないから腕や手首の負担がかなり減って疲労感もほば無くなった。
使い勝手も半年経っても問題なく使えるしこのマウスに不満はないかな。
ただこれは僕に限った話でマウスのボタンがもっと欲しかったり、マウス本体を角度調整したいといった声が上がる場合は値段は1万円するけど「MX ERGO」という上位モデルも存在する。
僕自身は今は上位モデルを買う予定もないけど、M575はいわばトラックボールのベースになる存在かなっと思っている。
M575で不満がなければそれで良し!。M575を使ってみてまだ物足りない人は「MX ERGO」を買ってみようといった感じで。
いずれにせよ、テレワークや長時間マウス操作をする時間が多い人は間違いなくトラックボールマウスがおすすめなので、まずはロジクールのM575を一度購入し、そこから色々なトラックボールに視野を広めていくのがいいかね。