漫画

ベルセルクおすすめシーンベスト3

本ページはプロモーションが含まれています。

先日、漫画「ベルセルク」の作者、三浦建太郎がお亡くなりになった。
個人的にこの「ベルセルク」は現在進行形で唯一、買っている漫画だけに結構ショックだった・・・。

今回は追悼の意味も込めて、僕がこの「ベルセルク」にハマったきっかけと個人的に好きなシーンを紹介しようと思う。
これをきっかけに一人でもベルセルクファンが増えてほしい限りです。

 

きっかけはアニメ

今でも覚えているけど、「ベルセルク」を知ったきっかけはアニメなんだ。

当時、中学生だった時に地元、栃木の「とちぎテレビ」の深夜にたまたまチャンネルを合わせた時が全ての始まり。
最初は暇つぶし程度に見ていたけどダークな内容に徐々にその世界観にハマって単行本を買ったのがきっかけ。

ちなみに当時見ていたアニメというのが「剣風伝奇ベルセルク」っていう名前で原作で言う「黄金時代篇」をベースにしたアニメ。
ちょっと前にも「断罪の塔」をベースにしたエピソードもアニメ化されたけど、なんだかんだで「黄金時代篇」が好きなんだな~。

なお、「断罪の塔」をベースにしたアニメはアマゾンプライムでも見れるので身になる方は下からどうぞ。

詳しくはAmazonよりチェック

ちなみにアイキャッチの写真は「剣風伝奇ベルセルク」のブルーレイ版です。

 

ストーリーは王道

肝心の「ベルセルク」の物語だけど、中世のヨーロッパをベースにしたファンタジー要素の強いダークファンタジー。

ファンタジーと聞くとキラキラしておしゃれな響きがするけど、この「ベルセルク」はそれとは真逆。
ドロドロした人間の性がでたり、グロいシーンも多かったり、人によっては苦手な漫画かもしれない。

 

かなり細かい

この漫画を読んだことがある方なら分かっていただける所もあるかもしれないけど、絵がかなり細かい。

1巻から既に丁寧に書かれているけど最新刊に近づくにつれて主人公ガッツの身に着けているマント線の多さ、建物一つ一つの細かい所まで描かれている。
この細部に至る所まで描かれているがいい所だけど、それゆえになかなか単行本が発売されていない。

そりゃ、時間かかるね。

 

主人公に感情移入

漫画の主人公は基本的に強い。
この「ベルセルク」の主人公も例外ではない。

色々な理由で右目と左腕を失った隻眼隻腕の剣士。

左腕には大砲が仕込まれた義手、メインの獲物は身の丈を超す巨大な剣「ドラゴン殺し」。
剣というよりは分厚い鉄板に近い。
それ以外にもナイフ、連射が可能なボウガン、炸裂弾を扱う。

人間相手にしてはかなり物騒な装備だが彼が相手にしているのは人間ではない

「使徒」と呼ばれる人を超越した存在、一番の目的は「ゴッド・ハンド」と呼ばれる「守護天使」の一人「フェムト」仇をなすのが旅の目的。

厳密にいえばフェムトは元々人間だったころは「グリフィス」と呼ばれ、ガッツとはかつて衣食住と苦労を共に分かち合った中であった。

この辺りの話をするとかなり長くなるので今は省かせいただく。

 

精神面でのもろさ

ガッツは基本的に人間はおろか使徒とも対等に戦えるぐらいの戦闘力を持っている。

ここだけ聞くと無敵に見えるけど意外と弱点も多い。

まず人間相手。

幼少期に色々あって体を触られることにかなりの拒絶反応があった。
徐々にそれっぽい描写は消えたけど、初期はけっこー描かれていた。

次に育ての親でもあったガンビーのに対するトラウマ。
これも色々あって自分の手でガッツはガンビーノを殺めてしまった。
そのトラウマがしょっちゅあって比較的最近までその模様が描かれていた。

またガッツは子供のような霊を斬った時に嘔吐する描写があったがこれもトラウマの一種。

またキャスカに対してもある意味手に負えていない描写がある。
これも色々あって(そればっかり)キャスカの精神が壊れてしまい、一緒に旅をするが今までは自分だけの命だったけど、今度はキャスカを守りながらの戦いだったのでかなり参っていた。

実際、漫画でも後に仲間ができるが彼らに感謝している部分もあるようだし。

このように一部をかなりざっくり紹介したが使徒並みの戦闘力持つ割に、それ以外はもろい部分もある。

とはいえ彼が滅茶苦茶強いのは肉体以上に精神力で無理やり肉体を限界以上に底上げしているのでこのもろい所がある意味、彼の強さの秘訣かもしれない。

 

というわけで、ここからは超個人的に好きな単行本○○巻の紹介をしようと思う。

 

3位:22巻【獣剣士対黒い剣士】

この単行本は物語が一気にスピードアップし、現世に降り立ったグリフィス視点とガッツの視点で物語が始まりかけるけど、個人的に好きなのはゾットとの戦い。

最初に戦ったのは5巻の時で、この時はゾットに傷をつけたとはいえ、ボロボロにやられてしまったけど、この22巻の時のガッツは対等にやりあっている。

ちなみにゾットも使徒です。

戦い自体はいたってシンプル。
剣と剣でやりあっている描写が細かく描かれているのがポイント。

また、この巻ではグリフィスのしもべでもあるロクスやグルンベルトなど個性的な使徒も出てくるのでこの巻はかなり好きだな~。

 

2位:26巻【狂戦士の甲冑】

この単行本は後半の章が面白くなってくる。

というのもこの時のガッツは満身創痍の状態で使徒と戦っていたけど明らかに劣勢になっていた。

そんな時にある物を身に着けることになりその後のガッツはもちろん、この漫画自体ににかなりの影響を与えた。

それは「狂戦士の甲冑」と呼ばれる呪われた甲冑。
これを身に着けることで人間の身でありながら使徒と対等以上の力を手に入れられる物凄い甲冑。

だけどその副作用として苦痛に鈍感になり一方的な殺意に身を支配される一種のハイになった状態になる。
さらに、視覚異常や味覚障害、手先の震えや白髪、体が少し細くなったりとかなり危険。

特に見境なく攻撃したりとこの描写はちょくちょく悩まされる姿が描かれている。

個人的にこの「狂戦士の甲冑」のデザインがカッコよくフィギュア化もされているのでここにランクイン。

機会があればこの「狂戦士の甲冑」について改めて紹介しようと思う。

 

 

1位:6巻【貴きもの】

6巻は全体的にその後のガッツに大きな影響を与えた一冊だと思う。
上の精神面のもろさで「子供の霊を斬ると嘔吐した」と書いたけど、そのトラウマを生んだきっかけがこの6巻に描かれている。

また、ガッツとグリフィスがなぜ互いに違う道を歩んでしまったのか?そのきっかけがこの一冊に詰まっている。
特にグリフィスの名言は漫画の中に収まらず現実社会でも同じことを言われたら胸に刺さるセリフなのでぜひチェックしてほしい。

 

黄金時代はあえて外した

多分、「ベルセルク」が好きな人は漫画、アニメ含めて「黄金時代篇」が好きな方が多いんじゃないかな?

僕も好きだけど、そこばっかり注目されてしまうと物語が進まなくなると思い今回あえて外しました。
「黄金時代篇」は内容が濃い、漫画もアニメも。

恐らく「ベルセルク」を呼んだことがない方は「ゾットって誰?」「グリフィスって誰だよ」と思う方が多いかもしれない。
正直、かなり端折って説明してしまったので初見の方には優しくない内容になってしまった。

一人一人の登場人物については頃合いを見て改めて紹介しようと思う。

今読まれている記事!

おすすめ記事はコレだ

DLC ゲーム 龍が如くシリーズ

買わなくても問題ない3つの理由【龍が如く8外伝】ダウンロードコンテンツの必要性

2025年2月21日に発売された「龍が如く」シリーズ最新作、しかも外伝作品の「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」。 僕もこの記事を上げる頃にはゲームをクリアしている所だろうけど、「龍が如く8外伝」には複数のダウンロードコンテンツが用意されているのはご存じだろうか?色々あるけど、それらは本当に購入する価値があるのだろうか?実際に僕も購入して体験したことを記事にしてみたので、興味がある人は参考にしてみて欲しい。 【結論】クリアが目的なら買わなくてもいい 先に結論を書くと、ゲーム本編のクリアを ...

続きを見る

松屋

牛焼肉定食以上カルビ焼肉定食未満【松屋 アンガス牛焼肉定食】レビュー

2回連続に松屋のレビュー記事になっちゃったけど今回は「牛焼肉定食」が新しく生まれ変わった「アンガス牛焼肉定食」のレビューをしてみようと思う。 個人的な感想としては「牛焼肉定食より食べやすくなったけど、カルビ焼肉定食のようなジューシーさはない」といって結論になったので、これからこの「アンガス牛焼肉定食」を食べようとしている人の参考にしてほしい。 アンガス牛焼肉定食とは? 8月10日からこれまで発売されていたお馴染みの定食「牛焼肉定食」が「アンガス牛焼肉定食」として変更された定食メニュー。僕も「牛焼肉定食」は ...

続きを見る

Amazon デスク環境 楽天 生活系

デメリットよりメリットが際立つ【サンワダイレクト シンプルワークデスク】10ヶ月間使い続けた感想

「記事にする、記事にする」と言い続けて早2ヶ月ほど経過し、ようやく記事にできる。 去年、在宅勤務の影響で椅子と一緒に購入したサンワダイレクトのシンプルデスク。 椅子は2回ほど記事にしているからそっちで確認してほしいけど、このデスクはこれと言って不満がないんだよねこれが。 あえて言えば「もう少し広いデスクが良かったかも?」と思う時が時々あるけど、これからデスクを購入している方の参考にしてほしい。 【結論】一万円以下のお値段なら妥当な品質 結論から先に答えると「一万円以下の値段でこの品質ならコスパがいい」と思 ...

続きを見る

PS4 PS5 ゲーム

『鬼武者2』仲間キャラ徹底解説|エケイ・マゴイチ・コタロウ・オユウ──出会いと別れ、武器防具のデザイン性能まで完全ガイド

2025年5月23日にリマスターされた『鬼武者2』が発売された。 主人公・柳生十兵衛の戦いを中心に展開する戦国サバイバルアクションゲームだが、この作品がプレイヤーの心に残る理由のひとつに、個性豊かな「仲間キャラ」の存在がある。 エケイ、マゴイチ、コタロウ、オユウ。彼らは戦闘でプレイヤーをサポートするだけでなく、物語の中でそれぞれ重い背景とドラマを背負って登場し、絆の深さによってその人物の印象、結末すら変わってしまうんだ。 この記事では、4人の仲間キャラそれぞれの登場シーンから性格・武器性能・操作感・技の使 ...

続きを見る

松屋

ちょっとした贅沢におすすめ【松屋 炙り十勝豚丼】レビュー 豚肉のボリュームに注意

2024年1月9日(火)に松屋から発売された新メニュー「炙り十勝豚丼」。 豚丼が北海道十勝地方・帯広が発祥と言われる名物料理と松屋風にアレンジされたメニューだけど、僕が実際に食べてみた感想は「豚肉の量が多いけどちょっとした贅沢におすすめのメニュー」だと思ったんだ。 なぜそう感じたかを記事にしてみたので、興味がある人はこの記事を参考にしてみ欲しい。 種類は一つのみ 新しく登場したメニュー、「炙り十勝豚丼」は他の新メニューと比較しても、そのレパートリーが少ない。 商品名値段(税込)炙り十勝豚丼830円 炙り十 ...

続きを見る

-漫画